先日アップした550iですが、この個体の細かな部分の前に550iだけが持つ他のグレードとの違いをご紹介します。
まず、当然の事ながらこの形の通常ライン5シリーズの中では550iが最大排気量です。E60型は途中から540iも登場しますが、こちらはその名前の通り4リッターのV8エンジンを積んでいて、こちらは306馬力。550iは4.8リッターで367馬力もあります。今となっては3リッターターボでそれくらい楽勝で輸入車も出せますが、過給機無しの350馬力超えは、実際乗ってみると過給機のブーストで押し上げられる加速感とは違うものがありますよ。
ちなみに、組み合わさられるミッションは6速オートマチックですが、この個体は画像で分かるかも知れませんがパドルシフト(前後操作でシフトアップ・ダウンをするタイプ)が付いている事からオプションのスポーツATになっています。確かシフトが2倍だか3倍通常のATより速かったはずです。なんかのロボットアニメの赤い奴みたいです。
パワーパックはこんな感じですが、シャシーも違いがあって550iにはダイナミックドライブが標準装備されていて、これはEDCなる電子制御サスペンションと電動油圧スタビライザーによって乗り心地が良いままにコーナリングも良くするハイテク装置です。高速道路の曲折などで効果てきめんの装備です。
ちなみに、ATと足とE60特有の可変ステアリングが確かモード切替などで連動して、当代最高のハイテクスポーツを演出するわけですが、例えばE60でも最高峰のスポーツグレードであるM5はEDCはあるけど確かアクティブスタビは無くて、ステアリングもアクティブではないんです。BMWアルピナ社のB5スーパーチャージも同じような内容で、地味に550iが一番ハイテクなんです。よって、最高の状態で残っている個体は地味にM5やB5より少ない気がします。そもそも全然売れてませんしね、550i。素の525iが下手すると二台買える価格差があるので、当然と言えば当然ですが。
内装に関してはシート座面が伸び縮みするコンフォートシートやリアサイドカーテンなどが標準。オーディオもHifi化されているはず。ウッドパネルなどは通常のものと変わらないので、ぱっと見で分かるのはシートくらいです。そう、ベンチレーションシートは地味に550iでもオプションです。
外装は短冊形スポークの18インチが日本仕様の550iには付いてきます。Mスポーツを選ぶと550と525の差がほぼ無いのですが、ハイライン同士ですと、ホイールで「あれは550iだ」と解るようになります。ちなみにE39みたいに「V8は縦柵もクロム入り」とかは無かったはずなので、主な違いはホイールだけかと思います。
というわけで、ツルシの550iでも結構な違いがあるのはお分かり頂けたかと思います。が、当店の在庫車はネタの宝庫レベルです。次からその辺りを紹介していきますね。
追記:それにしても、何も掃除もしてないのに、えらくキレイな室内ですよ。地味にカーペットがディーラーオプションの高級タイプです。。。
追記2:申し遅れたのですが、当店の在庫にあった330iはありがたいことに随分前にお客様へ販売することが出来ました。ありがとうございます!
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