ひび割れがないE60型5シリーズ

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弊社在庫のE60型550iですが、オプションテンコ盛りも凄いのですが、それより何よりジワっと凄いのが「どこにもひびが無い」です。

2003年デビューで凡そ7年弱生産されたE60型の5シリーズも今となってはネオクラシックとまでは言わないものの、最終モデルでも15年選手です。人間の15年と違い、クルマの15年は一般的にはとても過酷で、走行による劣化に気候による劣化、そこにアクシデントで付く傷や凹みなどがプラスされていくので、よほどのコレクターズカー以外は大体15年経てば相応にくたびれるのが当然です。

この年代の5シリーズも同じで、まず外装に関していうと、塗装は剥げたり艶が無くなる事がありますね。この年代は既に環境を考えた塗料を使うので、どうしても紫外線や酸性雨などの影響を受けるのでクリア剥げなどは外置きのクルマには大体起きます。そして、モール類。ドイツ車を始め、輸入車の窓枠などに使われる金属モールは日本車と違い大体金属の無垢状態なのでしらっちゃけたり、酷いと表面がボソボソします。そして、窓枠の樹脂。ウェザーストリップとか、そういう場所も大体ひび割れてしまいます。

日本車はこういう部分が比較的丈夫に出来ているのは、例えば金属モールなどはクロムであったり塗装であったり、輸入車にない対策をしている事が多いのが関係していると思います。なので、何となく輝きが違いますね。樹脂モールは何でなのかイマイチ分からないのですが、きっと配合などに工夫があるのでしょうか?

さて、弊社の個体ですが写真の通りヒビがありません。

ここだけでなく、どこをとってもヒビが無く、Bピラーの艶消しブラックも無事ですし、BMWバッジもホイール・ボディともに無事です(結構剥げてなくなるんです)。6万キロというマイレージだけ見ると平凡に感じるかもしれませんが、むしろ普通に使われていて尋常でない奇麗さというのがこの個体の素晴らしさを物語っているのかな、、、と思います。

ちなみに、この車、モールはアルミモールでなく、Mスポのグロスブラックでもない、艶無しブラックなのですが、これは発注時に頼んだか、後で本国から取り寄せて付けたのか記録簿上では分からないのですが、いずれにせよハイライン系で窓枠ブラックはとても珍しいので、ここだけ取っても希少価値あり!だと思います。

一見そこだけ見ると、おとなしい仕様に振ったのかな?と思いきや、Mスポでさえ標準でない「スポーツAT」をオプション装着している事から、この個体を発注したセンスの良さには脱帽です。ちなみに、この手のクルマは初期導入やマイチェン時にメーカーが広報車でフルインディビ仕様などを入れる事があり、それなのかな?と一瞬思いましたが、あれはあからさまに派手なボディカラー(ムーンストーンの525iや、グッドウッドグリーンの540iを見た事があります)であることが多いので、これはきっと初代オーナーが特別発注したものだろうと推測しています。

まだまだこの個体、ネタがあるので今後もちょいちょい出していこうと思います。ちなみに、あまりに状態が良いので車検取得後ナンバー付いてすぐに走り出せる状態でお待ちしております。

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さの しんすけ

車好きが高じてクルマ屋に、中年ノスタルジーと現代テクノロジーのはざまで葛藤し続けるおじさんです

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